info.bix.tokai.bixpp.binding
クラス Base64Header

java.lang.Object
  info.bix.tokai.bixpp.binding.Base64Header

すべての実装されたインタフェース:

java.io.Serializable

public class Base64Header
extends java.lang.Object
implements java.io.Serializable

BIX-ppファイルに画像ファイルや音声ファイルをBase64フォーマットで記述する機能を持つクラスです。 その他にBIX-ppファイルに画像ファイルや音声ファイルを記述するには、 LinkクラスかHexHeaderクラスを使用します。

BIX-ppファイルにはテキストデータしか記述できません。 そのため、画像や音声などのバイナリファイルは、 ファイルの存在するパスを指定するか、 一定のルールに従ってバイナリデータを文字に変換しなければなりません。 この変換ルールの一つがBase64です。もう1つの変換ルールにHexがあります。

例えば、画像ファイルの名前が"pink rose"、ファイルの拡張子が"jpg"の画像ファイルをBase64形式で記述する場合の コードを以下に示します。

 Image image = new Image();
 Base64Header base64 = new Base64Header();
 try {
     FileInputStream fileInput = new FileInputStream("pink rose.jpg");
     ByteArrayOutputStream output = new ByteArrayOutputStream();
     byte[] buffer = new byte[1024 * 4];
     int count = 0;
     int n = 0;
     while (-1 != (n = fileInput.read(buffer))) {
         output.write(buffer, 0, n);
         count += n;
     }
     base64.setBase64(output.toByteArray());
 
 } catch (FileNotFoundException e1) {
     e1.printStackTrace();
 } catch (IOException e) {
     e.printStackTrace();
 }
 
 base64.setName("ピンクのバラ");
 base64.setRecordFormat("jpg");
 

作成者:

Shiozawa

関連項目:

Image, Sound, Link, HexHeader, 直列化された形式

コンストラクタの概要

Base64Header()
デフォルトコンストラクタです。

メソッドの概要

byte[]	getBase64() Base64形式でデコードしたバイトデータを返します。
java.lang.String	getName() 画像ファイルや音声ファイルの名前を返します。
java.lang.String	getRecordFormat() 画像ファイルや音声ファイルの拡張子を返します。
void	setBase64(byte[] base64) Base64形式にエンコードしたバイトデータを設定します。
void	setBase64(java.io.File file) 画像ファイルや音声ファイルを直接指定して、Base64形式のデータを作成します。
void	setBase64(java.io.InputStream inputStream) 画像や音声のデータをInputStreamで直接指定して、Base64形式のデータを作成します。
void	setBase64(java.net.URL url) 画像ファイルや音声ファイルのURLを直接指定して、Base64形式のデータを作成します。
void	setName(java.lang.String name) 画像ファイルや音声ファイルの名前を設定します。
void	setRecordFormat(java.lang.String recordFormat) 画像ファイルや音声ファイルの拡張子を設定します。

クラス java.lang.Object から継承されたメソッド

equals, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait

コンストラクタの詳細

Base64Header

public Base64Header()

デフォルトコンストラクタです。

メソッドの詳細

getBase64

public byte[] getBase64()

Base64形式でデコードしたバイトデータを返します。

戻り値:

Base64形式でデコードしたバイトデータ

getName

public java.lang.String getName()

画像ファイルや音声ファイルの名前を返します。

戻り値:

画像ファイルや音声ファイルの名前

getRecordFormat

public java.lang.String getRecordFormat()

画像ファイルや音声ファイルの拡張子を返します。

戻り値:

画像ファイルや音声ファイルの拡張子

setBase64

public void setBase64(byte[] base64)

Base64形式にエンコードしたバイトデータを設定します。

パラメータ:

base64 - Base64形式にエンコードしたバイトデータ

例外:

java.lang.IllegalArgumentException - 引数にnullを指定した場合

setName

public void setName(java.lang.String name)

画像ファイルや音声ファイルの名前を設定します。

パラメータ:

name - 画像ファイルや音声ファイルの名前

setRecordFormat

public void setRecordFormat(java.lang.String recordFormat)

画像ファイルや音声ファイルの拡張子を設定します。

パラメータ:

recordFormat - 画像ファイルや音声ファイルの拡張子

例外:

java.lang.IllegalArgumentException - 引数にnullを指定した場合

setBase64

public void setBase64(java.io.File file)
               throws java.io.IOException

画像ファイルや音声ファイルを直接指定して、Base64形式のデータを作成します。

パラメータ:

file - 読み込み元のファイル

例外:

java.io.IOException - 読み込み中にエラーが発生した場合

java.lang.IllegalArgumentException - 引数にnullを指定した場合

setBase64

public void setBase64(java.net.URL url)
               throws java.io.IOException

画像ファイルや音声ファイルのURLを直接指定して、Base64形式のデータを作成します。

パラメータ:

url - 読み込み元のURL

例外:

java.io.IOException - 読み込み中にエラーが発生した場合

java.lang.IllegalArgumentException - 引数にnullを指定した場合

setBase64

public void setBase64(java.io.InputStream inputStream)
               throws java.io.IOException

画像や音声のデータをInputStreamで直接指定して、Base64形式のデータを作成します。

パラメータ:

inputStream - 読み込み元のInputStream

例外:

java.io.IOException - 読み込み中にエラーが発生した場合

java.lang.IllegalArgumentException - 引数にnullを指定した場合